丹波篠山のお米とは?
お米といえば、新潟県の魚沼産コシヒカリが有名ですが、「東の魚沼、西の丹波篠山」とい言われるほど高い評価を得ているのが丹波篠山のコシヒカリです。盆地特有の寒暖差、山間部から流れ出したミネラル豊かな水を含んだ粘土質の土壌によって育てられた丹波篠山のお米は、適度な甘みと、お米本来のおいしさがあり、冷めても味が落ちないと言われています。
丹波篠山のお米はどうしておいしいの?
丹波篠山地方は標高200~250mに位置し、1年の平均気温は東北地方と同程度の内陸型気候で、昼と夜の寒暖差が大きな地域です。この寒暖差は美味しいお米の発育に大きな影響を与えています。稲穂が実る時期(登熟期)において、昼間の光合成によって作られたでんぷんは夜の間に穂に蓄えられていきます。夜間の気温が高いと、そのでんぷんは消費されてしまい、栄養が穂に蓄積しにくくなりますが、丹波篠山は寒暖差の大きい地域の為、でんぷんが消費されずに穂に蓄積されていきます。
また、篠山盆地という地域は昔、湖沼であったため山から流れ出た栄養分を含んだ肥沃な土が一面に広がっています。これらの栄養素を効率よく穂に蓄えているため、丹波篠山のお米はおいしいと言われているのです。
当社は、お客様にできるだけ新鮮な状態でお米をお届けしたいと考え、注文の都度、お客様の好みに合わせて精米を行い袋詰めにしています。また最近では、玄米の栄養素と白米の美味しさの“いいとこ取り”の分つき米が大きな注目を集めており、当社では精米具合を3分・5分・7分・標準の4種類からお選びいただけます。なお、お米は精米した時点から酸化が始まるので、1ヶ月で消費できる量のご注文が目安です。
同一の品種、生産地、生産年度のお米を単一原料米といい、当社が販売するお米は、令和4年度に収穫されたコシヒカリ100%の単一原料米です。一方、複数原料米というのは、品種・産地の異なるお米を複合したもので”ブレンド米”と呼ばれており、中身が国産品であれば品種・生産地・生産年度の表示義務がないのです。中身が不明瞭なブレンド米とは違い、当社の販売するお米は、信頼できる農家さんから直接仕入れているので、安心してお召し上がりいただけます。
お米の生産者である有限会社みたけの里舎さんは、有機肥料を使って土づくりをするなど、環境に優しい農業に取り組んでおり、兵庫県の認定を受けたひょうご安心ブランドの基準に則ってお米を栽培しています。
経営面積25haの中で米を中心に、農作業受託、野菜苗、丹波黒大豆、白大豆生産等を行っております。
多紀連山から流れる豊かな水と肥沃な土、一日太陽があたる開けた立地をうまく活用、篠山でも数件しかない大型設備を導入され、他の農家さんの農作業も支援されながら日々消費者に安全でおいしい農作物をつくっておられます。
※ひょうご安心ブランドとは?
ひょうご推奨ブランド(環境や健康に配慮した生産方法・優れた食感や品質・地域性のある素材など個性・特長があり、かつ法令の遵守・生産管理体制などが整備された商品。農産物は化学肥料・農薬を3割以上低減していることが要件)の審査基準に加えて、化学肥料・農薬の使用を5割以上減らし、残留薬品・抗生薬品を国の基準の1/10以下とするなど安全性が高く、出荷記録による管理を徹底した安心感のある食品です。
審査基準には、HACCP(※1)やトレーサビリティ(※2)の概念を取り入れています。
※1 HACCP:食品製造工程において発生する危害を想定し、その発生を防止するための監視方法を定めて、効果的かつ効率的に衛生管理する方法で、国際的に高く評価されているシステムです。
※2 兵庫県では取り扱う食品を識別するための「ロット管理」としてトレーサビリティガイドラインを定めています。
最近よく、農作物で目にするキーワード『安心・安全』。 食の安全をアピールする言葉ですが、すごく曖昧な表現で消費者の方々を誘導しているようにも思います。 では、私自身何が重要かと申しますと、消費者の方に美味しくて体にとって極力害のないものを提供する事は大前提で、生産者と消費者が常に繋がっていられる農業をしたいと考えています。 また、現在は作物の食味&収穫量など考慮して、お米は減農薬減化学肥料米を生産し、野菜は有機物を使用し無農薬で栽培する事を心がけています。
生産者の顔がわかるだけでなく、お客様が疑問に感じた事をちゃんと説明できる者でありたいと思うことと、またそうゆう事を理解して頂ける方々に流通をお手伝いして頂けたらと思っています。
農作物の仕上がりは良くも悪くも正直なので、その仕上がりを感じて頂けたら嬉しいです。
【有限会社みたけの里舎】
分づき米とは、白米を10割の精米率としたら何割精米しているかで、5分づき米・7分づき米といいます。
数字が小さいほど玄米に、大きいほど白米に近くなります。
■玄米 一番栄養価が高いが、ボソボソしていてクセがあり初めて食べるには食べにくいのが欠点。お米自体は、籾殻(もみがら)をとり除いたままの状態。 |
■3分 玄米より栄養価は下がるものの、玄米よりは食べやすい。 お米自体は、胚芽もそのまま残り、色は玄米より少し白っぽくなった感じ。 |
■5分 ボソボソ感は残るものの、風味があり食べやすい。 お米自体は、胚芽もそのまま残り、白っぽさが出ている。 ※7分つきに慣れてきたら試してみてください。 |
■7分 やわらかい食感も白米に近くなっており、食べやすい。 お米自体は、胚芽が少し失われているが、白米にかなり近い。 ※初めて分つき米を食べられる方は、7分つきから始めると良いと思います。 |
■白米 一般的に食べらている白米で、食べやすく、とても美味しい。 お米自体は、白く精米されており胚芽が失われている。 |
■上米 白米よりも表面を削り、より白く見た目も美しい。 お米自体は、白米以上に精米されているので栄養価は低い。 |
令和6年度産丹波篠山産コシヒカリ
【定期購入】みんなの村厳選 令和6年度 丹波篠山産コシヒカリ 10kg 4627円(税別)
・地域別送料
沖縄 | 九州 | 四国・中国・関西・北陸・東海 | 信越・関東 | 東北 | 北海道 | |
5kg | 1750円 | 750円 | 700円 | 700円 | 750円 | 800円 |
10㎏以上 | 1750円 | 750円 | 700円 | 700円 | 750円 | 800円 |
※送料につきましては、お届け地域ごとに異なります。
※沖縄県・離島については佐川急便ではなく、日本郵便のゆうパックでの発送になります。
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