ホーム > 全ての商品 > すこやか卵(30個)
商品番号 sytmg
当店特別価格5,500円(税込)
日本の養鶏は卵を安価に供給するため、その9割以上が狭いケージに閉じ込めた飼い方となっています。それが「卵は価格の優等生」と言われる所以ですが、一方で動物福祉の観点からは、鶏らしく生きられないその飼い方は問題視されており、ケージ飼いはヨーロッパではすでに禁止されています。 みんなの村では、鶏たちを狭いケージに入れた「ケージ飼い」や鶏小屋の中だけで飼う「平飼い」ではなく、会社の周りの畑で自由に遊び回ることができる「放し飼い」で、現在60羽ほどの鶏を飼っています。 放し飼いは野生動物からの危険と隣り合わせで、実際にキツネやタカに襲われたこともありますが、柵を強化したり避難場所を設けたりと、野生動物といたちごっこをしながら対策を講じてきました。 そんな鶏たちは温かい陽射しの下、広い運動場を走ったり、穴を掘ってひなたぼっこしたりして、鶏らしく自由に過ごしています。 また鶏たちには、地域から出る人間にとっては不要だけど、鶏にとってはご馳走になる物を与えています。精米された後に出る米ぬかやお豆腐屋さんから出るおからに、牡蠣殻・くず米など自然のものを混ぜて発酵させた、完全手作りの餌をベースにしています。さらに地域の飲食店から仕込みの際に出る調味前の生ごみも持ち込んでいただき、卵と物々交換。もちろん畑の草や虫など自然界の餌はビュッフェスタイルで「ご自由にどうぞ」ですし、水は地下80mから汲み上げた塩素フリーの地下水を与えており、できるだけ自然に近い状態で飼い育てています。 そんな鶏たちの卵は、白身も黄身も、ぷっくりもっこり、かなり弾力があります。ゆで卵で召し上がっていただくと、その弾力性をより一層感じていただけるはずです。 また鶏の世話には、「障害者就労継続支援A型」という障害のある方に最低賃金を保障する契約で作業していただき、障害福祉の一環も担っています。 障害福祉や地域資源の循環に役立っている鶏たちの卵を、ぜひ一度ご賞味ください。